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環境を変えて

長い間働いていた職場を1月末に去り、新しい環境へ移った。 これからはソフトウェアエンジニアとして生きていく。

悩ましかった決断

15年働いていた環境を飛び出すのは勇気がいったが、よくよく考えた末の決断だった。

個人でアプリを作ってきて、そして社内SEの仕事の経験からみて、自分はそれまで見てきた世界の中では、確実に平均以上の実力を持つエンジニアである、という自負はあった。

しかし、実のところ踏み出すべきかどうかはとても悩ましい決断だった。 社内SEとソフトウェアエンジニアは近いようで結構なキャリアギャップがあり、慣れた仕事を捨てて新しい仕事を始めるのに楽観的になれるほど、自分は若くはなかった。

それでも移った理由

最後に背中を押したのは、 「プログラミングを一生の仕事にして、もっと上手くなりたい。そして人生をより良く生きたい」 という思いだった。

なぜプログラミングを一生の仕事にしたいのか?それは 「自分ができる事の中で一番効率よく世の中に影響を与えられる」 からだと思う。そして、 広く世の中に良い影響を与えて、自分の価値を感じたいのだと思う。

じゃあ、なぜその決断をもっと早くする事ができなかったのか?

それは自分にとって前職がとても良い会社だったからだ。 待遇も悪くなく、ほぼ唯一のプログラマーとして頼られて、やり甲斐のある仕事もいくつかあった。

そこを離れる事になったのは、ITが主体の会社ではなかったので、最終的にはプログラミングするような業務はほぼ外注されていったことで、仕事の質が変わっていったためだ。

ITが主体でない会社でプログラミングするような業務が外注されてしまうのは、よくある事だし理解もできる(海外はまた違うみたいだけど)。

将来が楽しみになった

決断するまでは悩ましかったが、決断してしまえば未来が楽しみに思えるようになった。

それまで何度も夢見てきた、紛うことないソフトウェアエンジニアとして生きていく事ができるのかと思うと、心の奥で踊る気持ちを感じる。 数年後に今よりも遥かに腕の立つプログラマーとなっている自分を想像すると、年甲斐もなく心がにやけてしまう。

この年になって未来を考えた時にこんな気持ちになれることは幸せなことだ。

この気持を忘れずに精進していきたい。

送別してもらったこと、そしてこれからに思うこと

環境を変わるにあたって、会社の同僚たちは何度も何度も送別会を開いてくれ、多くの人が僕に頑張れよ、と声をかけてくれた。 最後にはまるで結婚式の二次会のような会場でパーティまで開いてくれて、楽しくて嬉しくて、本当に素晴らしい人達に出会えた幸運に感謝している。

改めてありがとうと伝えたい。ありがとう。

こんな風に送別してくれるということは、僕の仕事の評価もチョットしたものだったんだろう、という新たな自負も密かにもらう事ができた。

願わくば、これからの自分の人生でも、こうした評価を得たいと思う。