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「リモートチームでうまくいく」の感想文

はじめに

「リモートチームでうまくいく」という本を読みました。

リモートワークという働き方を紹介した本です。

雨の日や暑い日はリモートワークできたらな〜って思いますよね。 日本での具体的な取り組みが書かれていて、大変興味深く読みました。

私の知る限りリモートワークは RoR で有名な 37signals が積極的に取り入れて注目を浴びるきっかけになったと思います。 しかし「より良いものを作るには同じ場所にチームが集まるべき」という考えもあり、Yahoo, Apple, Google 等では基本的にオフィスで仕事するのを推進しています。

本書では基本的にリモートワークに賛成の立場でそのメリットとデメリット、取り組み方を述べています。

目次
はじめに
第1章 リモートチームという古くて新しい働き方
第2章 リモートチームが実践している習慣と環境づくり
第3章 リモートチームの成功は企業文化にかかっている
第4章 リモートチームで変わるマネジメント
第5章 リモートチームで変わるワークスタイル
第6章 リモートチームで起きる課題を解決する
第7章 リモートチームに至るまでの道のり

目次からも分かりますが色々と工夫をして導入されています。 全てをリモート前提で考えておりその為に環境やマネジメントまで考えこまれています。

「未来の働き方はこうなる!」という強い確信を持って取り組んでいるのが読んでいると伝わってきます。

リモートワークが良いと思う点

働く側として

  • 家族と多くの時間を共有出来る
  • 忙しくても家族と一緒に食事が出来る
  • 通勤の時間(私の場合:往復2時間)を有効に使える
  • リゾートでも仕事が出来る(ワーケーション)
    • 強行日程の旅行を避けられる
    • 旅先でノンビリとしながら仕事できるのは良い。
  • 誰とでも距離が等距離 → 誰とでも近い
  • ツールを使うのが楽しそう

ワーケーションという言葉は初めて聞きました。 旅行の考え方が変わりそうですね。 こんな風に働けたら旅行がより身近になりそうな気がします。

企業として

  • オフィスの維持費が安そう
  • 場所に囚わられずに採用が出来る
  • 成果での評価が分かりやすい

難しそうだなと思う点

  • 大人数での会議
  • リモートワークをスムーズにするツールの選定・導入に試行錯誤がありそう
  • お客様とのミーティングをオンラインで完結させる
    • 抵抗感だけの話かな?
  • リモートで働く文化を作る
  • 意識的に距離を縮める工夫がいる
    • 雑談をチャットで
    • 日記
    • 合宿
  • すでに環境や仕組みが出来上がった会社には難しそう

まあ大人数の会議なんかはほとんどの場合無くて良いものなので置いといてw。

スタートアップ企業での導入は比較的かんたんそうなのに対して、すでに仕組みが出来上がっている大きめの会社にリモートワークを適合させるのは難しそうな印象を持ちました。 お客様とのやりとり、勤怠の考え方、評価の仕方、日々のコミュニケーション、ツールの導入、など他の社員とどのように整合性を持たせていくかは難しい問題と思います。

まとめ

リモートワークは働く側にとっては魅力的だと思います。 あえて厳しい点を挙げれば成果をしっかりと出していく事が求められる点です。 しかしよく考えれば当たり前の事でありそれ自体は問題ない気がします。

導入する企業側にとっては場所にとらわれない採用が出来るのが最大のメリットと思います。 ただ簡単に導入する事は難しく様々な工夫は必要そうです。 「全てリモート前提」で考えていくことが重要だと思いました。