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書きながら考える・考えをまとめる場所

TVにOSが載るとどうなるか夢想してみた

噂によると、次は3Dのテレビが盛り上がるそうですが。


短期的にはテレビはネットと親和性を高めた存在になると思います。

Android,iPhoneOSの動向を見ていると、近い将来にテレビにオープンなOSが載るのが主流になるのは間違いないです。
実績のあるOS(Linux等)が載れば、過去の資産(ソフト、技術)を再利用して、低コストでテレビに機能を付加することが可能です。

そこで注目を浴びるのは間違いなくネットワークです。
テレビにOSが載っても、一台のテレビでは限界があります。
ネットワークを使って、テレビの外部に力を頼ると、その力は何万倍にもなります。


ネットと親和性を高めたテレビというのを夢想してみます。


テレビでインターネットが出来る

まずはすぐに思いつきます。
会話中に生まれた素朴なギモンや、料理のレシピをすぐ調べられるでしょう。
もちろんオープンなOSが載るというメリットが生かされて、目的を簡単に行う為の専用アプリを、世界中の開発者が開発してくれるでしょう。
ここらへんは現在のiPhoneと同じです。


興味深い意見を多数聞けるようになる

怒りを覚えるニュース、判断が難しい社会問題のドキュメンタリー、どの政党に投票すべきかを考える討論番組。あるいは斬新なアーティストの評価。
それらを見る時、テレビが表示される領域の下の帯に、同じテーマを考えるコメントが流れてくると興味深いです。

大きな特徴は、それが番組によってコントロールされたコメントでなく、番組の利害関係者と全く関係ないコメントシステムに蓄積されたコメントをダウンロードする事です。つまり全くフィルタリングされていません。

そうすることで妙なバイアスがかかった情報に惑わされません。
またそうした情報は本当に面白いです。

こうした機能を提供するアプリがきっと出てきます。
バックエンドのコメントシステムが何になるかが面白そうな部分です。
Twitterが本命でしょうか。

ここらへんのイメージは、はてなブックマーク、もしくはTwitterのハッシュタグ、或いは2chのテレビの実況(あまり知りませんが)等が近いです。


好きな時間にテレビを見られる

「10時からあの番組が始まる」
この感覚に違和感を感じないかも知れませんが、何故テレビに自分の行動を合わせないといけないのでしょうか。
見たい時に見れて良いじゃないかと思います。

そうなってしまう理由は、テレビの回線は有限でテレビ局側からは一度に一つの番組しか配信できないという、インフラの機能による制限からです。
そこに別に私たちにメリットはありません。

ネットというインフラであれば、サーバに番組をアップしておけば、低コストで、多数の番組を、同時に、24時間、配信できます。

そうすると、家に帰ったタイミングで、好きな番組を最初から見れます。
今、話題になっている番組を好きな時に見れます。
あるニュースが気になったら、そのまま過去のニュースで経緯を調べることが出来ます。
何の準備もなく、休みの日に気になっていたドラマを一気に見れます。


権利関係等で実現が遅れそうな部分ですが、将来こうなっていくだろうとは思います。


テレビ局以外の番組配信、チャンネルの増加

さて、テレビ番組がいつでも見られる、しかし権利関係で遅れると言いました。
逆に言えば、権利関係のしがらみが少ない第三者は、もっと早く提供できると思います。

つまりマスメディアと関係の無い第三者からの、ネット経由で提供される番組が増えます。
テレビに表示されないだけで、ネット番組というのは、もう実際に存在します。
Ustreamニコニコ生放送、等が現在のインフラとなっているのでしょうか。

後はこれがテレビで簡単に見られれば良いだけです。

テーマ次第で芸能人が出なくても面白い番組は作れますし、多くの層にリーチする事もきっと可能です。

ネット番組はビジネス的にも拡大するので、芸能人も必ずネット番組に出演するようになります。
更にいえば、芸能人と一般人の区分けも曖昧になってくるとも思います。


テレビの優位性は高品質な映像と音質

ネット放送でも番組が作成される事で、テレビとネットの本質的な違いは少なくなります。
そうなるとテレビの優位な点は高品質な映像と音質だと思います。

ただし長期的には、技術的進歩により、それすら縮まっていくと思います。


テレビにOSが載ると楽しそう!

テレビにOSが載ることで、番組が増え、利用者は選択肢が増えそうです。
そんでそこでアプリを作成する人と、番組を配信したい人にもチャンスが来そうです。
早くこいこい!